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映画録002:《BLUE GIANT》

Sabollon

大の真っ直ぐな音に心打たれる作品でした。映画館で観られてよかった。

真っ直ぐに歩みを止めずに生きていくことは難しい。
それが分かっているからこそ大の出す音に心が揺さぶられるんだろう。

雑なあらすじ

世界一のジャズプレーヤーになる、その思いで吹き続けるテナープレイヤー大の物語。
あまりにも熱すぎるために赤色を通り越して、青白く見える星ブルージャイアント。青いJAZZ。

感想風なあれこれ

一本道をまっすぐ、歩みを止めない大の生き方は、みんなが憧れる生き方だと思う。
そして、実現するのは困難だということも知っている。他人と比較して感じる劣等感、脇道の誘惑、進んだ先での孤独感、歩みを妨げるものが溢れいつしか足を止めてしまう。
大の真っ直ぐな音はきっとその道を歩き続ける者の音だ。だからこそ聴く人が感動するんだとそう思った。

ラストシーンのFIRST NOTEは暫く忘れられそうにありません。

まとめ

私は迷ったり、自信を無くした時、原作のBLUE GIANTを手に取ってしまいます。
まっすぐ進む大を感じ、勇気をもらおうとしていたのかもしれないですね。
そんな大の音を実際に聴くのはガッカリしそうで正直怖かったのですが、私の信じる大の音、勇気を与える音、青い音でした。

First Noteはヘビロテプレイリスト入りの予感。

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この記事を書いた人

芸術と技術が好きなサボテンです。
自分を構成する知識や体験を少しずつ書き留めたい。

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